鈴鹿:今シーズン最後の予選は24号車と45号車がポールポジション

鈴鹿:今シーズン最後の予選は24号車と45号車がポールポジション

9月13日(土)にJapan Cupの予選が行われた。今シーズン最後のポールポジション争いは、チャンピオン獲得を賭けたチームにとっては重要な一歩であり、緊迫感のある展開となった。

ジェントルマンドライバーがステアリングを握るQ1からスタート。路面状況は昨晩の大雨により濡れていたが、セッションが始まる頃には雲の間から太陽も姿を表し、各マシンが周回を重ねるなかでみるみるうちにコースにドライラインが浮き上がってきた。

それでもラインから外れるとまだまだ滑りやすいコンディションとなっており、555号車MAEZAWA RACING前澤友作は130Rの出口でスピン。バリアとの接触は避けられたため、そのままコースに復帰した。

ポールポジションを獲得したのは24号車Max Racing内田優大で2:03298のタイムでトップタイムを記録した。ランキング3位の666号車seven x seven Racing Bankcyは2番手につけ、すぐ後ろには18号車TEAM UPGARAGE with ACRのAKITAが続いた。

Q2はプロドライバーが担当。今シーズン最後のポールポジションをかけた灼熱の争いが始まった。

最初にプッシュラップへ入ったのは45号車PONOS RACINGケイ・コッツォリーノ。暫定ポールを獲得し、その他のドライバーも続々とタイムを刻んでいった。

複数のドライバーが2番手タイムを更新していくなか、コッツォリーノがセットした1:59.791のトップタイムを上回ることはできず、すでにピットに戻っていた同選手は、最後のマシンがチェッカーを受けた際に安堵に溢れた表情で、チームとガレージ内で今シーズン初のポールポジションを祝福した。

2番手は岡山までQ2を制覇してきた9号車BINGO Racing with LM Corsa笹原右京。3番手には296号車Hitotsuyama with Cornes Racing川端伸太朗がつけた。

GTCクラスとGT4クラスは両予選ともに888号車BINGO Racingと39号車TOYOTA GAZOO RACING INDONESIAがそれぞれクラスポールを獲得した。

午後のレース1は13:55からスタートする。

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