鈴鹿プレビュー:いよいよ2025 Japan Cup 最終戦!チャンピオンは誰の手に

鈴鹿プレビュー:いよいよ2025 Japan Cup 最終戦!チャンピオンは誰の手に

・ランキングトップ3の9号車、296号車、666号車はわずか6ポイント差

・GT4クラスは39号車のチャンピオン獲得が決定的

鈴鹿大会暫定エントリーリスト

9月12日から14日にかけて Japan Cup シリーズ最終戦にあたる鈴鹿大会が開催される。シリーズチャンピオン争いはランキングトップ3がわずか6ポイント差となっており、最後まで展開が読めない緊迫感のある状況だ。

前回の岡山大会では9号車 BINGO Racing with LM Corsa武井真司/笹原右京がレース1で優勝。今シーズン初のリピートウィナーとなった。レース2では45号車 PONOS RACING 辻子依旦/ケイ・コッツォリーノが今シーズン初優勝を飾り、新たなウィナーが誕生した。

この結果を踏まえて、最高峰のGT3 Pro-Amクラスのランキングは激戦状態が続くことに。富士大会終了時点では3位につけていた9号車が93ポイントで逆転し、トップに君臨。岡山大会で思うように結果が出せなかった296号車 Hitotsuyama Racing with Cornes Racing都筑晶裕/川端伸太朗ペアが4ポイント後方で2位につけている。さらにその2ポイント後方に666号車 seven x seven Racing Bankcyがつけており、トップ3がわずか6ポイント差という誰がチャンピオンを獲得してもおかしくない展開となっている。

さらに、最終戦では合計50ポイントが獲得可能なため、計算上は61ポイントの45号車、59ポイントの24号車 Max Racing 内田優大/元嶋佑弥、51ポイントのTEAM UPGARAGE with ACR AKITA/小林崇志もチャンピオン獲得の可能性を残しており、合計6チームがタイトルをかけて鈴鹿大会に挑む。

一方のGT4クラスは、比較的チャンピオンシップの行方が決定的となっている。岡山大会でも2連勝をマークした39号車 TOYOTA GAZOO RACING INDONESIA ハリダルマ・マノッポ/野中誠太がシーズン全勝記録を更新し、ランキング2番手とは42ポイント差をつけて、チャンピオン獲得に王手をかけている。

そんななか、GT3 Amクラスは1号車 Team MACCHINA 植松忠雄/鈴木宏和が岡山大会でクラスチャンピオンに輝いた。植松は昨シーズンに引き続き2年連続でのタイトル獲得を実現した。

GTCクラスもシーズンを通してソロエントリーで戦い抜いた888号車 BINGO Racing タイガー・ウーが岡山大会でクラスチャンピオンを獲得した。

そんな最終戦はIntercontinental GT Challenge鈴鹿1000kmレースとの併催となる。Japan Cupに参戦するチームはダブルエントリーも可能で、9号車BINGO Racing、45号車 PONOS RACING、360号車 Runup Sports、555号車MAEZAWA RACINGの4チームがいずれのレースにも参戦する予定だ。360号車については、同じマシンを使用して両方のレースに参戦することとなる。