SRO Motorsports Group Asiaは2026年シーズンのJapan Cupのカレンダーを発表。今シーズンに引き続き、4大会8戦を予定している。
Japan CupはGT World Challenge Asia powered by AWSの一部として2023年に発足。2024年からは単独のシリーズとして開催され、スポーツランドSUGO、富士スピードウェイ、岡山国際サーキット、そして鈴鹿サーキットで年間4大会全8戦のスケジュールで行われてきた。
2026年もそのカレンダーに変更はない。今シーズン同様に、開幕前のプレシーズンテストを富士で開催し、初戦をSUGOで迎える。過去2年間は6月開催となっていたが、来シーズンは5月開催となり、季節が変わることでレースへどのような影響が出るかが見所となるだろう。
7月と8月の富士大会と岡山大会の日程は今シーズンと重なる形で、再びGT World Challenge Asiaと併催となるSRO GT PowerTourとして大会が開かれる。今年の富士大会では50台を超える記録的なエントリー台数となり、2シリーズを合わせたレースを楽しめるのが魅力的な2大会となる。
そして、最終戦は今年から待望の復活を遂げるIntercontinental GT Challengeにあたる鈴鹿1000km大会との併催だ。国際部隊で戦うチームやドライバーが歴史的な夏の耐久レースに参戦するこの大会は、Japan Cupのチームはダブルエントリーも可能となっている。
SRO Motorsports Group Asiaのゼネラルマネージャーを務めるベンジャミン・フラナソビッチは、カレンダーについて次のように話している。
「Japan Cupは2026年で発足3年目を迎えます。ドライバーとチームからはスプリントGTシリーズとして支持されており、このような安定したカレンダーで、シリーズのさらなる飛躍を楽しみにしています」
Japan Cupのすべての日程は国内のSUPER GTとSUPER FORMULAのカレンダーと重複がない予定となっているため、引き続き多くのドライバーにとって参戦可能なシリーズとなる。今シーズン同様に、2026年もシリーズのさらなる飛躍に期待してほしい。
Japan Cup 2026 カレンダー
3月/4月:富士スピードウェイ プレシーズンテスト
5月17日:スポーツランドSUGO Rd.1 + Rd.2
7月12日:富士スピードウェイ Rd.3 + Rd.4 (SRO GT PowerTour)
8月30日:岡山国際サーキット Rd.5 + Rd.6 (SRO GT PowerTour)
9月12日:鈴鹿サーキット Rd.7 + Rd.8 (Intercontinental GT Challenge)