Japan Cupレース1:96号車が今シーズン初優勝!98号車が2位でK-tunes 1-2

Japan Cupレース1:96号車が今シーズン初優勝!98号車が2位でK-tunes 1-2

> 96号車がシーズン初優勝/GT4でも38号車が初優勝をマーク

> リザルト:レース1

7月6日(土)、鈴鹿サーキットにてJapan Cup Rd.5(レース1)が行われた。予選でファステストタイムを記録した98号車K-tunes Racingは、ベストラップをマークしたのがイエローフラッグ下だったことからタイムが抹消となり、9番手からのスタートとなった。

代わりに2番手のタイムを出していた9号車BINGO Racingがポールポジションからスタート。1コーナーへのホールショットも守り抜き、開幕戦Sugo大会ぶりの優勝を果たすかのようにも見えた。

しかし、1周目の途中、スプーンカーブへの立ち上がりの段階で失速。著しいスロー走行でトラブルに見舞われたことがすぐにわかり、そのままピットへと戻ることとなってしまった。

続く7号車Comet Racingがリードを継承。2位には55号車Team MACCHINAがつけており、激しいリード争いが勃発した。

戦況が動いたのは、ピットウィンドウオープン直前のレース時間が24分を経過したところだった。7号車が最初のS字コーナーの新入のところで、周回遅れのGT4マシンに突っ掛かり、その隙を見逃さなかった55号車が首位へと浮上。勢いを失った7号車は、さらに後方から追い上げていた98号からもプレッシャーがかかる状況となってしまった。

次周にピットウィンドウがオープンし、1位を走行していた55号車はステイアウト。7号車と98号車はすぐにピットインし、必須のドライバー交代を完了させた。

その次のラップにピットインした55号車だったが、ピット出口のところでちょうどアウトラップを終えた7号車に抜かれ、アンダーカットを許してしまった。

レース1では最初にAmドライバーがスティントを担当することから、Pro-Amクラスに参戦するK-tunesの2台は、ピットストップ後はプロドライバーへと交代することから、さらにタイムを上げて走行していた。レース時間が36分経過したタイミングで7号車をオーバーテイク。98号車も2位へと順位を上げ、気づけばK-tunes 1-2となった。

一方のGT4は、50号車YZ RACINGがポールポジションからスタートするも、レースの大半をリードしていたのは38号車WAKAYAMA TOYOTA with HOJUST Racingだった。特にピットストップ後は、50号車からの激しいプレッシャーを凌ぎ続ける戦況へと発展していた。

GT3クラスは、98号車が96号車に迫るなか、後者が逃げ切ってチェッカーフラッグを迎えて今シーズン初優勝をマーク。K-tunesが1-2フィニッシュを記録し、7号車が総合3位表彰台を獲得した。

GT4クラスでは38号車が50号車からの攻撃を抑えきり、こちらも初勝利を掲げた。39号車TOYOTA GAZOO RACING INDONESIAが3位につけた。

GTCクラスでは、クラッシュにより出場クラスを変更した16号車ABSSA MOTORSPORTが優勝。3クラスに渡って、今シーズン初優勝を掲げたチームが揃った。

明日のRd.6(レース2)は14:10からスタートする。

鈴鹿大会タイムスケジュール

 

77日(日)

11:35 – 12:35: Fanatec GT Asiaレース2

14:10 – 15:10: Japan Cupレース2