富士プレビュー:Japan Cupシリーズ過去最多の25台がエントリー

富士プレビュー:Japan Cupシリーズ過去最多の25台がエントリー

> 開幕戦優勝の9号車と24号車がランキング上位につける
> 富士大会暫定エントリーリスト

7月11日から13日にかけて開催されるSRO GT PowerTourでは、Japan Cupシリーズ過去最多となる25台がエントリー。GT World Challenge Asia powered by AWSと合わせると合計56台がエントリーすることとなる。

開幕戦のSUGO大会では、Rd.1 で優勝を飾り、Rd.2 では2位表彰台を獲得した#9 BINGO Racing with LM Corsa  Ferrari 296 GT3 武井真司/笹原右京がランキング首位につける。今シーズンからフェラーリへとマシンをスイッチしたが、早速スタートダッシュを決めて、シリーズチャンピオン候補に名乗りをあげた。

Rd.1 ではFCY中のピットミスから悔しくもリードを手放すこととなってしまった #24 Max Racing Mercedes AMG GT3 Evo内田優大/元嶋佑弥は、Rd.2 で見事な優勝で前述のミスを挽回。経験豊富な内田の走りもあって、総合力に優れる24号車はランキング2位につけ、確実なチャンピオン候補として残りのシーズンを戦い抜くに違いない。

開幕戦で優勝を飾った2チームには、もちろん大きな注目が集まったが、そんななか、着々と結果を残していたのが#296 Hitotsuyama Racing with Cornes Racing Ferrari 296 GT3 都筑晶裕/川端伸太朗だ。296号車は、2戦連続で3位表彰台を獲得し、ランキング3位につけ、ダークホースとしての活躍に期待が集まる。

そんな富士大会は、Japan Cup 史上過去最多エントリー台数となる25台を募る。

新たな顔ぶれとして、GT3クラスは新たに #81 Team DAISHIN with GTNET Nissan GT-R NISMO GT、 #84 ART TASTE with JMS Racing Nissan GT-R NISMO GT3 と #935 GALAHRACING Nissan GT-R NISMO GT3 の3台のGT-Rが参戦する。特に84号車をドライブする清水康弘と今田信宏は国内トップに入るジェントルマンドライバーで、速さを見せることに期待だ。

GT4クラスには #15 Destino with SUNRISE BLVD.  Porsche 718 Cayman GT4 RS CS がエントリーし、クラス合計が4台へ増加する。

GTCクラスは #16  NGR Porsche 911 GT3 Cup 991、#27 AWD Racing Porsche 911 GT3 Cup 992、#83 GAMA 83 Racing Porsche 911 GT3 Cup 991、#94 CARATT RACING Porsche 911 GT3 Cup 991が参戦し、クラス合計が6台へと増す。

また、#666 seven x seven Racing Porsche 911 GT3 R からは、藤波清斗に変わり、渡会太一が参戦。渡会はポルシェ・カレラ・カップ・ジャパンやスーパー耐久シリーズに参戦している。

予選と全4レースはSROの公式YouTube チャンネル「GT World」にて、無料でLIVE配信される。さらに、今シーズンは日本語と英語の実況から選んで視聴できるのも魅力的だ。