Japan Cup 2025 エントリーリスト発表!

Japan Cup 2025 エントリーリスト発表!

> 最高峰のGT3クラスは年間を通して17台が参戦

> 全戦でYouTube生配信を日本語の実況解説付きで実施

> Japan Cup 2025暫定エントリーリスト

Japan Cup 2025がいよいよ6月13日(金) - 15日(日)にかけて、宮城県のスポーツランドSUGOで開幕戦を迎える。

そんな注目の一戦を前に、今シーズンは3クラスから合計27台が名を連ねる暫定エントリーリストが決定した。開幕戦のSUGO大会には、うち合計18台が参戦する予定だ。

今シーズンのレースフォーマットは昨年同様に、1大会2レース制の年間4大会全8戦。これも昨年同様に、全大会の予選と決勝をSRO Motorsports Group公式アカウント「GT World」のYouTubeチャンネルから、無料LIVE配信で視聴することが可能となっている。

そんななか、より多くの国内ファンにJapan Cupを届けるべく、今シーズンは新たな施策として無料YouTube LIVE配信に日本語の実況解説も設けられる。引き続きJ Sportsでも日本語実況でレースを視聴できる。

2024年に新たなシリーズとして独立したJapan Cupの1大会における最多エントリー台数は、昨年の岡山国際サーキットでエントリーした17台。その記録は、開幕戦のSUGO大会から早速、更新される予定で、年間を通してエントリーしている27台の大半が、次戦の富士スピードウェイで開催されるSRO GT PowerTourに参戦する予定となっている。

そのほかのエントリーは、後の岡山大会と、鈴鹿サーキットで行われるシーズン最終戦に参戦する。鈴鹿での最終戦は、待望の復活を遂げる鈴鹿1000km大会との併催となり、Japan Cupに参戦するチームは、ダブルエントリーも可能だ。

そんなJapan Cup 2025のエントリーリストを見ていこう。

今シーズン、年間を通して合計16台がエントリーする予定となっているGT3クラスは、まさに激戦が繰り広げられること間違いなしだ。そのうち9台がフルシーズン参戦となっている最高峰のGT3 Pro-Amクラス。シリーズチャンピオン争いは、開幕戦から目が離せないだろう。

昨年、王者に輝いた#98 K-tunes Racing Ferrari 296 GT3山脇大輔/高木真一は、ディフェンディングチャンピオンとして今シーズンもフル参戦する。Amクラスチャンピオンの#1 Team MACCHINA Ferrari 296 GT3 植松忠雄もイタリアメーカーにスイッチし、新たに鈴木宏和とペアを組んで、2連覇を狙う。

そのほかにも注目を集めているのが、#96 K-tunes Racing Lexus RC F GT3末長一範/福住仁嶺だ。現役でSUPER GT 500クラスと全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦する福住は、正確かつ力強いドライビングでチームを牽引することに期待が寄せられている。

また、#9 BINGO RACING with LM Corsa Ferrari 296 GT3の武井真司と笹原右京からも目が離せない。昨シーズン、笹原は他シリーズとのスケジュール上、開幕戦のSUGO大会のみスポット参戦となっていたが、今シーズンはフルシーズン参戦が決定している。かつてホンダのアカデミーで共に鎬を削った福住とのバトルは、間違いなく見ものだ。

そのほかにも、国内で活躍する複数ドライバーが名を連ねる。ベテランSUPER GTドライバーがドライブする #18 TEAM UPGARAGE with ACR Ferrari 296 GT3 AKITA/小林崇志の活躍にも注目が集まる。

また、今シーズンからレース活動を再開する #24 Max Racing Mercedes AMG GT3 Evo内田優大/元嶋佑弥からも目が離せない。SUPER GT 300クラスのチャンピオンとして、貫禄ある走りに期待だ。

さらに、近年モータースポーツ活動に大きく力を入れている #666 seven x seven Racing Porsche 911 GT3 R Bankcy/藤波清斗も確実にチャンピオン候補と言えるだろう。昨年の岡山大会ではスポット参戦し、デビュー戦で優勝を飾ったのは、まだ記憶に新しい。

#296 Hitotsuyama with Cornes Racing都筑晶裕/川端伸太朗のエントリーも忘れてはいけない。川端は過去にGT World Challenge Asia powered by AWSへの参戦経験もあり、SROのレースフォーマットにも適応している。

プロドライバーももちろんだが、ペアを組んでいるAmドライバーからも目が離せない。

#555 MAEZAWA RACING Ferrari 296 GT3 前澤友作/横溝直輝は、今シーズンは年間でJapan Cupにエントリーしている。実業家でありチャレンジャーである前澤のレーシングドライバーとしての新たな顔を見られるのは、ここJapan Cupだけだ。

GT4クラスには #39 TOYOTA GAZOO RACING Indonesia ハリダルマ・マノッポ/野中誠太が昨年から引き続きエントリーしている。野中は直近、スーパーフォーミュラの正ドライバーへと昇格。新たな経験から、さらなる成長を遂げた走りにも期待だ。

そんな錚々たる顔ぶれが並ぶJapan Cup 2025は、波乱の展開が想定される。

なお、Japan Cupは7月の富士大会で、過去最大のGTレースの一部を担う。GT World Challenge Asiaをはじめ、Japan CupのGT3、GT4、GTCクラスに加えて、フェラーリ・チャレンジ・ジャパンのエントリー台数を集めると、約100台のGTマシンが富士スピードウェイに集結することとなる。そんなJapan Cupの開幕が、今から待ち遠しい。

2025年シーズンカレンダー

6/13-15  |  スポーツランドSUGO  |  Japan Cup

7/11-13  |  富士スピードウェイ  |  SRO GT PowerTour

8/29-31  |  岡山国際サーキット  |  SRO GT PowerTour

9/12-14  |  鈴鹿サーキット  |  Japan Cup (+ IGTC)