> BINGO Racingが2024年シーズンのドライバーを発表
> 開幕戦の菅生大会では現役SUPER GT500ドライバーの笹原右京を起用
> ABSSA MOTORSPORTがJapan Cupに年間フル参戦
2024年2月14日、BINGO Racingが2024年シーズンのJapan Cupの参戦体制を発表した。ドライブするのは武井真司と、開幕戦の菅生大会では笹原右京を起用する。
2023年12月28日に発表した通り、BINGO Racingは2024年シーズンはJapan Cupに年間エントリーで参戦する。使用するマシンは2023年シーズンに引き続きCorvette C7 GT3-R。昨シーズンはBINGO Racingが唯一のコルベット使用エントラントとして大きな注目を集めた。
BINGO Racingは2023年シーズンにGT World Challenge Asiaの富士大会にスポット参戦。武井真司と飯田章によりレース1で見事な優勝を収めた。SROが主催する数多くのレースのなかで、 C7 GT3-Rが優勝を飾ったのは世界初となり、マシンにとっても歴史的瞬間となった。
しかし、翌日のレース2ではTGRコーナーで他車と接触。マシンの後方が一瞬、宙に浮くという激しいクラッシュに見舞われた。
その後、シャシーは無事に修復され、再びSRO主催のレースに参戦する運びとなった。昨シーズンはスポット参戦となったが、2024年はJapan Cupに年間エントリーとなり、タイトル獲得を目指す体制となっている。
昨年同様、起用ドライバーは武井を中心とした体制となり、開幕戦でペアを組むのはSUPER GT 500クラスと全日本SUPER FORMULA選手権でも活躍する笹原右京だ。残り3戦のセカンドドライバーは後日発表となる。
BINGO Racingのドライバー2名は、Japan Cup参戦に向けて、次のようにコメントした。
武井真司
「もう二度と空を飛ばないように(笑)純粋に楽しんで、Japan Cupを全戦出場、完走、最終的にはチャンピオンを目指したいと思います。
笹原右京選手が1戦しか出れないから難しいかもしれないけど、楽しいんでもらえるコラボレーション企画も準備中なので、皆さんが明るく元気になるような人気のあるチームを運営して、ファンが喜んでくれるような、チャンピオンを目指します」
笹原右京
「武井真司選手、そしてBINGO Racingの皆さんと一緒にレースできることにとてもワクワクしてます。
スケジュール上の都合で1戦しか出れませんが、多くのファンの方々に喜んでもらえるように頑張りますので、是非サーキットに遊びに来てください!
応援よろしくお願い致します」
笹原は昨年の富士大会にはBINGO Racingの監督として富士スピードウェイに来場。SUPER GTで複数回の表彰台を獲得し、SUPER FORMULAでは2度の優勝経験のある笹原がハンドルを握ることに、大きな期待が寄せられている。
また、1月27日にすでにチームからの発表があった通り、 ABSSA MOTORSPORTがJapan Cupへの年間エントリーを発表した。
昨シーズンは、McLaren 720S GT3を使用してGT World Challenge Asiaに参戦したABSSAは、2024年シーズンはMercedes-Benz AMG GT4を使用。起用するドライバーは片山究、福井康人、豊田敬の3名となっている。