>公式テストでは9号車BINGO Racing Corvette C7 GT3-Rの笹原右京が1:20.479のタイムで初日のファステストタイムを記録
> #96号車 K-Tunes Racing Ferrari 296 GT3がフリー走行1ではトップタイムをマーク
2024年6月7日、初のJapan Cup単独大会が宮城県のスポーツランドSUGOで開幕。搬入日の快晴と比較すると雲がかった空の下で、10:45 AMから3時間の公式テストがスタートした。
11メーカー計14台のうち、12台が参加した公式テストでは、今シーズンの勢力図を見極める最初のタイミングともなるため、大きな注目を集めた。特に9号車BINGO Racingは、先週のSUPER GT鈴鹿大会で優勝を飾った笹原右京を起用。現役の国内トップドライバーがステアリングを握る数少ない機会でもある。そんな笹原は、1:20.479のタイムを記録し、先週からの好調を維持した。
昨年のGT3 Amクラスタイトルを獲得した7号車 Comet Racingをドライブする山﨑裕介と辻子依旦も、笹原と0.570秒差のタイムを記録し2位につけた。今シーズンはFerrari 488 GT3から296 GT3へとマシンをアップデートし、さらに安定感のある速さを見せた。
Fanatec GT World Challenge Powered by AWSからスポット参戦をしている563号車 ANR with VSRは 1:21.372のタイムをマークして3位に続いた。後のフリー走行1では開始早々にマシントラブルに見舞われたANRだったが、上位争いができる速さを記録確認できたことは不幸中の幸いとも言えるだろう。
そんな午後のフリー走行1は15:45 PMからスタート。午前よりかは、日が落ち始めながらも雲の間から太陽が姿を表した。
1時間に及ぶセッションでファステストを記録したのは、Japan Cupに3台体制で参戦するK-tunes Racingの98号車 Ferrari 296 GT3 山脇大輔/高木真一ペア。1:20.981のタイムをマークし、2位の同じくK-tunes Racing の96号車 Lexus RC F GT3 末長一範/新田守男から0.930秒と大きな差をつけた。
BINGOは午後も好調で、1:22.299を記録して3位。1時間のセッションで34周と最多周回数も記録した。
明日はいよいよ予選がスタート。10:30 AMから始まるフリー走行2からブロンズセッションを挟み、15:00 PMから決勝のスタート順位を決める戦いが始まる。
Sugo大会タイムスケジュール
土曜日
10:30 - 11:30:公式プラクティス2
11:40 - 12:10:ブロンズセッション
15:00 - 15:15:予選1
15:22 - 15:37:予選2
日曜日
10:30 - 11:35:レース1
15:15 - 16:20:レース2