プレビュー:シーズン折り返し地点となる鈴鹿大会

プレビュー:シーズン折り返し地点となる鈴鹿大会

> K-tunes Racing 98号車が再びGT3ダブル優勝を狙う/GT4は混戦に

> 鈴鹿大会エントリーリスト

 

7月6日から7日にかけて鈴鹿サーキットで開催されるFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWS Rd.7 & Rd.8とJapan Cup Rd.5 & Rd.6は、総勢47台のエントリーを集め、SRO GT PowerTourとして合計4レースが行われる。

前回の富士大会では、98号車 K-tunes Racingの山脇大輔と高木真一が連勝し、ランキング首位となっていた9号車BINGO Racingの武井真司はその座を明け渡すこととなった。コルベットは今回もAmドライバーを起用しており、K-tunesのフェラーリがタイトル争いにおけるアドバンテージをさらに拡大する可能性は十分にある。

98号車は、前回大会でウエットコンディションのなかレースをスリックタイヤでスタートし、序盤の20分間はこの賭けが裏目に出たように見えた。しかし、ドライバー交代時には、サクセスペナルティで科されるタイムを上回るリードを築いていたことから、最終的な戦略勝ちを収め、総合ランキング2位とは14ポイント差をつけた。

55号車Team MACCHINAの植松忠雄は、今シーズンのGT3 Amクラスで全勝を記録している。ランキングでも続く7号車Comet Racingの山﨑裕介/辻子依旦とは、31ポイント差がついている状況だ。

GT4クラスでは、4レース中3チームが勝利を挙げていることから、ランキング争いも混戦状態となっている。

39号車TOYOTA GAZOO RACING INDONESIAのハリダルマ・マノッポが2勝をマークし、現在ランキングトップ。スポーツランドSUGOで行われたRd.2のタイヤ交換時にウェットタイヤではなく、ドライタイヤを選択していれば、さらにリードを広げていた可能性もあっただろう。

39号車はランキング2位の50号車YZ RACINGとは7ポイント差。前回大会にファイナルラップでリードを奪い劇的な初優勝を掲げた82号車SUNRISE BLVD.とは同点でランキング同率となっている。

38号車WAKAYAMA TOYOTA with HOJUST Racingの末廣武士も、安定した走りでまだまだタイトルを狙える位置にいると言えるだろう。

また、今大会では47号車D’station RacingはGT3クラスからGT4クラスへと変更となる。

鈴鹿大会タイムスケジュール 

74日(木)

10:00 – 13:00: Japan Cup公式テスト

14:30 – 17:30: Fanatec GT Asia公式テスト

 

75日(金)

09:45 – 10:45: Japan Cup公式練習走行1

11:00 – 12:00: Fanatec GT Asia公式練習走行1

14:25 – 15:25: Japan Cup公式練習走行2

15:35 – 16:05: Japan Cupブロンズセッション

16:20 – 17:20: Fanatec GT Asia公式練習走行2

17:30 – 18:00: Fanatec GT Asiaブロンズセッション

 

76日(土)

09:00 – 09:15: Fanatec GT Asia予選1

09:22 – 09:37: Fanatec GT Asia予選2

10:20 – 10:35: Japan Cup予選1

10:42 – 10:57: Japan Cup予選2

11:15 – 11:45: ピットウォーク

12:25 – 13:25: Fanatec GT Asiaレース1

14:55 – 15:55: Japan Cupレース1

 

77日(日)

11:35 – 12:35: Fanatec GT Asiaレース2

14:10 – 15:10: Japan Cupレース2