MAEZAWA RACINGが岡山大会でJapan Cupデビューへ

MAEZAWA RACINGが岡山大会でJapan Cupデビューへ

> チームオーナーの前澤友作が横溝直輝とタッグを組む

MAEZAWA RACINGは、8月23~25日にかけて岡山国際サーキットで開催されるJapan Cupへの参戦が決定した。ハンドルを握るのは、チームオーナーを務める前澤友作と横溝直輝のプロアマペアとなる。

同チームは、1年前のFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWS岡山大会で優勝。昨年、見事な勝利を飾ったフェラーリ・488 GT3が、Japan Cupの最終戦のために、再びこのサーキットに戻ってくる。

前澤は日本を代表する実業家のひとりであり、2021年末に国際宇宙ステーションに12日間滞在したことで世界的にも広く知られている。さまざまなプロジェクトを行っているなか、MAEZAWA RACINGもその一環として、昨年から複数のFanatec GT Asiaレースに参戦していた。

前澤自身も2024年シーズンからは、実際にステアリングを握ってレースに参戦しており、Ferrari Challenge Japanでは複数回のクラス優勝と表彰台を獲得し、好成績を収めている。岡山大会で488 GT3をドライブするにあたって、最高の準備が整っていると言えるだろう。

一方、横溝は前澤のドライバーコーチであり、チーム設立にも大きく貢献している。過去2年間、岡山ではYogibo Racingのフェラーリで優勝を飾り、昨シーズンはピッティ・ブロムバクディとともにMAEZAWA RACINGとして優勝を飾った。

MAEZAWA RACINGのエントリーは、2024年Japan Cup最終戦ということから、レギュレーション上、ポイント獲得対象とはならない。それでも、ジェントルマンドライバーが挑戦するなか、最高峰のGT3クラスで、どのような走りを見せてくれるか、大きな期待と注目が集まる。


参戦にあたり、前澤と横溝は次のようにコメントしている。

前澤友作

「今回参戦するJapan Cupは、昨年MAEZAWA RACINGが出場していたFanatec GT Asiaと異なり、よりジェントルマンドライバーにとっては走りやすい レースだという印象をもっています。

 今シーズンからFerrari Challenge Japanにも出場し、一方でGT3もドライブしてきましたが、僕には GT3の方がもしかしたら向いているのではないかとも思っています。
僕はまだモータースポーツ界に入ったばかりですし、走る側として も見る側としても、まだいろいろ分からない状況で新参者です。ぜひ お手柔らかにご指導、ご鞭撻をいただきたいと思っています。 」

横溝直輝

「今回は岡山国際サーキットでのレースとなりますが、2023年にFanatec GT Asiaで優勝を飾った思い出深いコースで前澤さんと組んで戦うことができることを嬉しく思っています。 
昨年優勝したときに皆さんから本当にたくさんの祝福の メッセージをいただきましたが、それを再現できるようにしたいと思 います。
前澤さんと一緒に精一杯レースを戦っていきますので、ぜひ ご声援よろしくお願いします! 」