8月30日(日)13:20から岡山大会レース2がスタート。Pro-Amクラスに参戦するチームは、予選Q2を担当したプロドライバーがステアリングを握る。
ポールポジションは96号車K-tunes Racing福住仁嶺。シリーズ初ポールを獲得した同選手に並ぶのは555号車MAEZAWA RACING横溝直輝。3番手にはチャンピオン争いがかかる9号車BINGO RACING with LM Corsa笹原右京だ。
2周のフォーメーションラップを終え、グリーンフラッグが振られレーススタート。隊列をコントロールしていたポールの福住は蹴り出しで若干遅れ、それによりイン側についていた笹原の牽制を許してしまった。アウト側には横溝がつけており、福住は2台に挟まれるような形で1コーナーを旋回。2コーナーでは笹原がマシン一台分前に出て、スタートから2台抜きでトップに浮上した。
スタートはクリーンだったものの、レース時間8分が経過した地点で19号車The Spirit of FFF Racing濱口弘が1コーナーの進入で前方の27号車AWD Racingジェイク・パーソンズと接触。19号車の左レフトが27号車の右リアが当たり、後者はスピンしグラベルトラップの餌食に。このインシデントにより、フルコースイエローが投入され、19号車には痛恨のドライブスルーペナルティが科された。マーシャルのサポートもありコースに復帰した27号車だったが、2レース連続で接触からグラベルに捕まり、苦い岡山大会となってしまった。
FCYが解除されると、先頭の9号車と96号車はテイルトゥノーズ状態でリスタート。現役トップドライバー同士の戦いはまさに見もので、1分30秒台前半のタイムを立て続けに刻み、後方との差を大きく開いていった。ピットウィンドウがオープンしたレース時間25分経過地点では上位2台の差は0.6秒程度だったなか、3位の555号車とは6秒近く差が広げられていた。
Pro-Am勢はいつも通りプロドライバーのスティント時間をできるだけ伸ばすため、ピットウィンドウクローズの直前まで粘っていた。9号車と96号車も言わずもがな極限まで引っ張り、レース時間35分経過地点まで十数秒というところでピットイン。9号車はレース1で2番手フィニッシュだったことから、サクセスペナルティ10秒が科されていた。
ピットストップ終了後の順位は96号車、555号車、9号車となっていた。その後、大きな順位変動はなかったが、レース時間残り12分のところで、1号車 Hitotsuyama with CORNES RACING都筑晶裕がバックストレートで181号車NORIK RACING NORIKに並びかけた。イン側についた都築は、ブレーキングの際に181号車と接触。並走状態でヘアピンを旋回し、出口ではスペースを削ったが、リボルバーコーナーでスイッチバックを狙ったNORIKが今度は1号車に接触し、181号車はスピンしてアウト側のグラベルに捕まってしまった。
これにて再びフルコースイエローが投入され、181号車が復帰してリスタートしたころにはレース残り7分程度となっていた。
レース時間残り3分を切ったところで、3番手の9号車と4番手の88号車miracolo TOKYOが表彰台をかけた熾烈なバトルを繰り広げていた。前述の1号車と181号車と同様にバックストレートで並びかけた88号車は、アウト側から9号車に並びかけ、ヘアピンを並走。リボルバーコーナーで見事なスイッチバックを完了させ、3位表彰台を獲得した。

前方では96号車 末長一範が安定したペースでレースを走り切り、チームの地元岡山でトップチェッカーを受けた。K-tunes RacingがJapan Cupで総合優勝を果たしたのは2024年にチャンピオンを獲得した岡山大会ぶりとなる。
2番手にはこれまたトラブルフリーでレースを完走した555号車 前澤友作。今シーズン初表彰台を獲得した。
3番手には88号車がつけ、9号車は4番手、1号車が5番手のレース1のウィナーであり、ランキングトップの24号車Max Racingは6位フィニッシュとなり、今シーズン初めて表彰台を逃すレースとなってしまった。

これにより、ドライバーランキングは24号車が105ポイントで首位をキープ。13ポイント差まで縮めた9号車が92ポイントで2位、1号車が85ポイントで3位、83ポイントで88号車が4位となり、トップ4が17ポイント以内に収まっている状態で最終戦の鈴鹿大会に臨むこととなる。

GT3 Amクラスでは、45号車PONOS RACINGが優勝。クラスランキングでは122ポイントでトップに浮上し、19号車が118ポイントで4ポイント後方につけている。

一方、82号車ZENKO RS GARAGE with SUNRISE BLVD.がシーズン5勝目を記録して、鈴鹿大会を残してGT4クラスチャンピオンに輝いた。開幕戦から予選では全戦でポールポジションを獲得し、圧倒的な速さを見せていた。
次戦はシーズン最終戦の鈴鹿大会。Intercontinental GT Challenge 鈴鹿1000kmレースとの併催で、9月11日から13日にかけて開催される。