トヨタとSRO Asiaが公式セーフティカーパートナー契約を延長

トヨタとSRO Asiaが公式セーフティカーパートナー契約を延長

TOYOTA GAZOO Racingは、SRO Motorsports Groupとの契約を3シーズン目に延長し、2024年もFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSおよびJapan Cupのオフィシャルセーフティカーパートナーを務める。

トヨタ・スープラとレクサス・RC Fは昨年、アジア最大のGTシリーズの最前線で、全6戦のフォーメーションラップと、セーフティーカーとしてレースの安全な運営に大きく貢献した。
そして今シーズンも、GT3クラスとGT4クラスにも参戦する両マシンが、Fanatec GT AsiaとJapan Cupの両方でこの役割を継続することになった。

この2つのシリーズは過去2年間、同じ統合グリッドとして一緒にレースを行ってきたが、Japan Cupは2024年から独立した選手権として開催されることとなり、開幕戦のSUGO大会では初の単独開催となる。その後、日本国内で開催されるFanatec GT Asiaの富士、鈴鹿、岡山での大会で併催される。 

一方、Fanatec GT Asiaは引き続き6大会と12レース(各1時間)で構成され、4月19~21日にマレーシアのセパンでシーズンが幕を開ける。その後、タイ、日本、中国へと転戦する。

また、日本で開催されるSRO GT PowerTourには50台ものGTマシンが参戦する予定だ。

高橋智也、TOYOTA GAZOO Racingプレジデント:
「2024年もSROモータースポーツグループとの提携を継続できることを大変嬉しく思っています。本年より、昨年までFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSの『選手権内の選手権』として開催されていた『Japan Cup』が独立した選手権として開催されることとなり、合わせて7ラウンド20レースがアジアにて開催され予定となっています。この事実からもSROがアジアにおけるカスタマーモータースポーツの発展に大きく貢献していることは明確です。TOYOTA GAZOO Racingも「モータースポーツを起点としたより良いクルマづくり」を目指し続けながら、カスタマーモータースポーツの発展に積極的に貢献したいと考えており、このような素晴らしいシリーズの支援とレースの安全な運営に貢献できることを大変感謝しています。」

ベンジャミン・フラナソビッチ 、SRO Motorsports Group Asia ジェネラル・マネージャー:
「Japan Cupは今年大幅に拡大したため、安全性で有名なメーカーであるトヨタが、SROのアジア選手権だけでなく、国内シリーズの最前線でも活躍していることを本当に嬉しく思います。トヨタは、2022年のレース再開以来、Fanatec GT Asiaのパートナーとして高く評価されており、今年のJapan CupのグリッドにもRC F GT3とGR Supra GT4が並んでいる。アジアのシリーズを通じ、先頭を走るクルマは文字通りトヨタなのです!」