> SUGO大会には合計14台がエントリー
> SRO GT PowerTour富士大会では合計50台近くのGTマシン が集結予定
> Japan Cup Sugo大会エントリーリスト
6月8日(土)〜9日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOを舞台に、11メーカー計14台のエントリーを集め(2024年5月31日現在)、1時間に及ぶ2本のスプリントレースにより構成される史上初のJapan Cup単独大会が開催される。
2022年と23年まではFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSの選手権の一部となっていたJapan Cupだが、2024年シーズンからは複数クラスがエントリー可能な新たな選手権となり、大きな期待と注目が寄せられている。
エントリー台数も、次戦の富士大会からはさらに増える予定だ。Fanatec GT Asiaと合同で開催される残りの国内ラウンドでは、2つのシリーズを合わせて最大50台ものGTマシンがエントリーすることが予想されている。
レース中継においては、SRO Motorsports Group公式アカウント「GTWorld」にて、全戦が英語実況付きでのLIVE配信が行われる。日本語の実況でレースを楽しみたい場合は、J SPORTSがほぼ全戦を生中継で放送する。富士大会レース2(日曜日決勝)は同日ディレイ放送となるが、それ以外は全戦が生中継される予定だ。
そんなシーズン開幕に向けて、エントリーリストからシーズンをプレビューしよう。
GT3
GT3クラスには7メーカー計8台のマシンがエントリー。なかでも注目を集めているのが、昨年の富士大会でFanatec GT Asiaレースの総合優勝も飾ったBINGO Racing Corvette C7 GT3-Rの存在だ。開幕戦に限っては、現役SUPER GT GT500クラスとSUPER FORMULAドライバーである笹原右京を起用し、シーズンのスタートダッシュを狙う。
昨年のJapan CupでAmクラスのチャンピオンに輝いたComet Racingも変わらぬドライバーペアリングでタイトル防衛に挑む。2022年には決勝レースで総合優勝も果たした山﨑裕介/辻子依旦の実力派Amペアは、今シーズンももちろん、力強い走りを見せてくれるだろう。
そのほかにも、国内レースファンにはお馴染みのD'station Racing、K-Tunes Racing、RUNUP SPORTSらも参戦し、GT3カテゴリーではクラスを問わず、熱い戦いが繰り広げられることに間違いなしだ。
GT4
GT4クラスには、4メーカー6台がエントリー。昨シーズン、Fanatec GT AsiaとJapan CupのGT4チャンピオンに輝いた加納政樹は、2024年もBMW M4 GT4 G82のステアリングを握り、YZ Racingから参戦する。
また、注目されるのが新たな顔ぶれとしてグリッドに加わったWAKAYAMA TOYOTA with HOJUST RACINGとSUNRISE BLVDの2チームだ。ともにSilver-Amクラスでエントリーした両チームは、さまざまなレースへの参戦経験があり、Japan Cupでどのような走りを見せてくれるのか期待が寄せられている。
Sugo大会タイムスケジュール
金曜日
10:45 - 13:45:公式テスト
15:45 - 16:45:公式プラクティス1
土曜日
10:30 - 11:30:公式プラクティス2
11:40 - 12:10:ブロンズセッション
15:00 - 15:15:予選1
15:22 - 15:37:予選2
日曜日
10:30 - 11:35:レース1
15:15 - 16:20:レース2