>GT3は98号車、GT4では38号車が2連続ポール
>予選リザルト
6月22日、富士スピードウェイで開催されるJapan Cup Rd.3 & Rd.4の予選1 & 予選2が行われた。昨日の雨からは打って変わって、快晴に恵まれ、良好なドライコンディションでセッションが始まった。
Japan Cupの前にFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSの予選が行われたことから、路面状況は最適と言えるコンディションでセッションがスタート。
最初にファステストタイムを叩き出したのは7号車Comet Racing辻子依旦。しかし、その直後にはSugo大会から安定的な速さを見せている55号車Team MACCHINA植松忠雄がすぐにタイムを塗り替えた。
その後は47号車D’station Racing星野辰也、9号車BINGO Racing髙見元紀らがタイムを塗り替え続けられたが、最終的にはSugo大会から2連続でポールポジションを獲得してきている98号車K-tunes Racing山脇大輔が1:41.024のタイムでトップに浮上した。
Japan Cup唯一のGTCクラスエントリーとなっている83号車GAMA 83 Racingは1:45.849のタイムで、順当にGT3クラスとGT4クラスの中間のタイムをマーク。
GT4クラスでは38号車WAKAYAMA TOYOTA with HOJUST Racing樋口紀行が初ポールポジションを獲得。Sugo大会では2連続ポールとなっていた39号車TOYOTA GAZOO RACING INDONESIAは2番手につけた。
予選1終了から7分後、すぐに予選2がスタート。Pro-Amクラスの場合は、より経験豊富なプロドライバーがハンドルを握るセッションである。
予選1に引き続き単独ドライバーでの出場となっている55号車は、ペースを見せファステストを記録。しかし、真後ろにつけていた81号車Team DAISHIN with GTNETが富士スピードウェイの特徴でもある長いホームストレートとスリップストリームを利用し、55号車のタイムを上回る記録で暫定ポールに浮上した。
その後は予選1と同様に、47号車と9号車を交えてファステストを更新しあっていたが、最終的には再び98号車が1:38.627のタイムで、4戦連続のポールポジションを獲得した。このタイムは、Fanatec GT AsiaのQ2であっても7位相当という好タイムとなった。
GT4クラスは、再び38号車がポールポジションを獲得し、2連続となった。
レース1は15:30からスタートする。98号車は念願のポールトゥウィン達成なるか。はたまた、後方からの追い上げが見られるのか、目が離せないレースとなりそうだ。
富士タイムスケジュール
6月22日
12:40 – 13:40: Fanatec GT Asiaレース1
15:30 – 16:30: Japan Cupレース1
6月23日
11:00 – 12:00: Fanatec GT Asiaレース2
14:15 – 15:15: Japan Cupレース2